カナダ株を「最小分散ポートフォリオ」で保有することに変更します!

STOXX Canada 240 Minimum Varianceのファクトシート投資
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カナダ株の運用方針について、「ファンダメンタルズ見て、ただ何となく買う」ところから「最小分散ポートフォリオでの運用を前提とする」ところに変えようと思います。もちろん、業績的に悪い企業は弾くことになりますが、「いろいろ銘柄買いたいなぁ」とも思うので、ポートフォリオ全体でもリスクコントロールをしようと思うのです。

世の中にはカナダ株の最小分散を計算した指数もあるので、それの劣化コピーを目指すところから始めます。

我ながらマニアックなことをやり始めてるなぁと思うんですが、どうなんですかね、これは。。。

今までの運用の話はこちらから。

カナダ株ポートフォリオの公開と運用実績の紹介
筆者が毎月カナダ株を購入する企画の話。運用残高が100万円ぐらいになるまでは具体的な銘柄やポートフォリオを紹介していくつもりです。 2020年4月現在で、「みらいあせっとカナダ株ファンド」と称した最小...
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「なんとなく購入」から「最小分散ポートフォリオへ」

これまでカナダ株は「買えればいい」みたいなノリで買ってたので、正直強いコンセプトも運用方針も何も持たずに銘柄を買ってましたw一応、銘柄チェックとかはほんのりやってはいたんですけど。

みらいのカナダ株式投資大作戦!ポートフォリオアイディア
こんにちは、みらい(@instockexnet )です。 カナダ株式を買ってポートフォリオを組むにあたって、ただ無作為に銘柄を買っていくのではなく、ある程度分散性などを考慮しながら買いたいと思っ...

ただ、やっぱり適当に購入して、相場で損をするのも不本意なので、ちょっと方針を変えたいと思ったのです。

というわけで、今回は「最小分散ポートフォリオ」を導入してみることにしました。

【最小分散ポートフォリオとは】
銘柄の組み合わせを変えたり、組入比率を増減することによって株式ポートフォリオ全体の価格変動リスクを抑えるよう投資する手法

(中略)

最小分散投資に関連し、様々な株式ポートフォリオについて、過去のリスク(=分散)が小さいほど、その後の実績リターンが大きくなり市場平均のリターンをも上回る「ローリスク・ハイリターン」の実証研究結果が相次ぎ報告されたことが、運用リスクを抑えたうえで高成績を狙う株式ポートフォリオ運用につながった。

出典:最小分散投資(さいしょうぶんさんとうし) | 野村證券

そもそも、カナダ株を一般的なインデックスの比率(時価総額比率)で保有すると、上位銘柄は銀行株やエネルギー株だらけになってしまうデメリットがあります(下グラフ)。どちらも高配当株としては人気ですが、景気変動に弱く、暴落でダメージを受けがちです。

S&P TSX60のセクター別構成比率

出典:MSCIやS&Pの資料をもとに筆者作成

以下の記事で書いたように、時価総額でカナダ株を持つのは結構厳しいかもしれません。

カナダ株式を時価総額比率で持つことの難しさを感じる
2008年から2020年までのS&Pトロント総合指数(TSX Comp)のパフォーマンスはわずか1.84%でした。カナダ株はなぜこんなにパフォーマンスが悪かったのでしょう?というお話。 ...

そこで、最小分散ポートフォリオを作ることで、価格変動を抑え、リターンだけを取り出そうという算段です。

カナダ市場の時価総額比率 vs 最小分散ポートフォリオ

ところで、「世界には1つぐらいはカナダ市場の最小分散ポートフォリオのインデックスがあるよね」と検索したら、やはりありました。それが「STOXX Canada 240 Minimum Variance」です。STOXX(ストックス)はドイツの取引所傘下の企業で、指数の開発などを行っています。ヨーロッパの株を買おうとすると、名前を聞くことが多いですね。

というわけで、「STOXX Canada 240 Minimum Variance」のお話。以下のグラフは浮動株時価総額比率で構成銘柄が決まる「STOXX Canada 240」との比較です(S&Pトロント総合指数は時価総額比率なので、おおよそSTOXX Canada 240と近似します)。

STOXX Digital | STOXX® Canada 240 Minimum Variance

STOXX Canada 240 Minimum Varianceのパフォーマンス

出典:https://www.stoxx.com/index-details?symbol=SA2CMVCB

この比較はすごく興味深いです。

だって、今まで株価のパフォーマンスがさえないと思っていたカナダ市場が、米国S&P500指数のように右肩上がりのチャートになったのですから!

最小分散ってこんなにがんがん右肩上がりになる投資手法でしたっけww

これほどパフォーマンスに差が出る背景には、構成銘柄の違いがあります。

先に述べたように、カナダ株を時価総額比率で保有するとビッグファイブに代表される銀行株が上位に来ます。一方、「STOXX Canada 240 Minimum Variance」の上位構成銘柄はBCEやFRANCO-NEVADA、TELUS(ネット証券では購入不可)など全く別の企業です。

ちなみに、記事執筆時点で医療大麻株は「STOXX Canada 240 Minimum Variance」に一切含まれていません。まあ、当然っちゃ当然ですねw

自分で最小分散ポートフォリオ計算しようか(笑)

というわけで、ただ何となく買うよりかは最小分散ポートフォリオを構築して、リスクを低減したポートフォリオを作ったほうが儲かるのでは?と思った次第です。

残念ながら「STOXX Canada 240 Minimum Variance」には日本のネット証券からは購入できない銘柄が多数含まれるので、完全にコピーすることはできません。ただ、それでも保有銘柄比率は参考にできると思っています。

将来的には自分で計算できたらいいですよね。

昔、投信のアセットアロケーションの最小分散を計算するツールは作ったことがあるので、いかに手間をかけずにデータを収集して、最小分散の比率を求めるか、にすべてかかっています。

それまでは「STOXX Canada 240 Minimum Variance」の劣化コピーでやってこうかなと思います。

過去の運用の話はこちらからどうぞ!

カナダ株ポートフォリオの公開と運用実績の紹介
筆者が毎月カナダ株を購入する企画の話。運用残高が100万円ぐらいになるまでは具体的な銘柄やポートフォリオを紹介していくつもりです。 2020年4月現在で、「みらいあせっとカナダ株ファンド」と称した最小...

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