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S&Pトロント総合指数(S&P/TSX Composite Index)の特徴など。約250社からなるカナダの代表的な指数

S&P/TSX Composite Index投資

このページでは、カナダの株式市場のパフォーマンスを知る際に役立つS&Pトロント総合指数(S&P/TSX Composite Index)について紹介します。この指数はトロント証券取引所に上場する約1,500社のうち約250社を含みます(例えば米国のS&P500指数なんかに近いイメージですね)。

S&Pトロント総合の特徴
構成銘柄数233
時価総額(平均)10869.5
時価総額(最大)152,407.02
時価総額(最小)533.37
時価総額(中央値)3376.36
最上位銘柄の占める比率6.6%
上位10銘柄の占める比率37.6%

2019年9月末時点での構成上位10銘柄は以下の通りで、10銘柄中6銘柄は金融セクターに属しています。

  1. カナダロイヤル銀行
  2. トロント・ドミニオン銀行
  3. エンブリッジ
  4. ノバスコシア銀行
  5. カナディアンナショナル鉄道
  6. ブロックフィールドアセットマネジメント
  7. モントリオール銀行
  8. TCエナジーコーポレーション
  9. サンコーエナジー
  10. BCE(旧Bell Canada Enterprises Inc.)

※指数の構成比率は約37.6%。2019年10月末時点。

もともとは「TSE300インデックス」という名前が使われていたようですが、現在はS&Pトロント総合指数に置き換えられています。

S&Pトロント総合指数の構成銘柄リストは英語版のウィキペディアを見たほうが早いです。割と知らない企業ばかりですが、中には米国にも上場する企業も含まれていますね。

S&P/TSX Composite Index - Wikipedia

過去のチャートを見ると、ご覧の通り。

S&P/TSX Composite Index

S&Pトロント総合指数のチャート1979-1998(出典:https://ca.finance.yahoo.com/quote/%5EGSPTSE/chart?p=%5EGSPTSE)

S&P/TSX Composite Index

S&Pトロント総合指数のチャート1998-2019(出典:https://ca.finance.yahoo.com/quote/%5EGSPTSE/chart?p=%5EGSPTSE)

他の市場に漏れず、長い目でみれば株価は上昇しており、2019年に入っても最高値を更新しています。これ米国市場の株価指数との相関性はどうなんでしょう。

ところでヤフーファイナンスの記事にこんなものが。海外版のモトリーフールの記事ですね。

Why it’s a Bad Idea to Invest in the TSX Index
The S&P/TSX Composite Index (TSX:^OSTPX) is a great source for investment ideas but a bad investment. This is why.

Currently, the TSX index’s top four sectors are financials (nearly 36% of its weighting), energy (more than 18%), materials (11%), and industrials (nearly 10%).

It has about 5% or less weighting in each of the remaining sectors, including consumer discretionary, communication services, utilities, consumer staples, information technology (IT), and health care.

That doesn’t seem very balanced, does it?

MSCIカナダインデックスの記事でも紹介したように、カナダ市場のセクター比率は金融を中心に4つのセクターに偏っており、それがアンバランスであることを、このモトリーフールの記事では述べています。
MSCIカナダインデックスセクター比率

MSCIカナダインデックスセクター比率(出典:https://www.msci.com/documents/10199/641d0cad-f861-4cb0-b9c5-7d37f0d33f55)

S&Pトロント総合指数はMSCIカナダインデックスよりも構成銘柄は多いものの、それでも巨大な銀行株(カナダロイヤル銀行、ノバスコシア銀行、モントリオール銀行など)の比率が高くなっています。故に、S&Pトロント総合指数への「投資」はアンバランスであり、IT系企業(例えば、マイクロソフトやShopify)のような企業への投資も勧めています。

ちなみに、現時点でS&Pトロント総合指数に連動する商品を日本から購入することはできません。大和証券の外国株取引なら何か買えるかもしれませんが、わざわざ高い手数料を支払ってまで投資する必要は無いと思います。

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