2019年7月12日~19日のカナダ・モントリオールの旅の記録です。カナダは生まれて初めていった外国(しかも一人で!)で、一気に思い入れのある国になりました。どのくらい好きかと言われたら、わざわざカナダ関連銘柄に投資するほどに。
いつまでも良い思い出にしておきたいので、ここでざっくり紹介しようと思います。
日本からモントリオールまで
片道、約12時間です。偏西風の影響で行きよりも帰りのほうが時間がかかります。
時差は13時間で、モントリオールのほうが遅れています。そのため、日本時間の13日17時に離陸し、カナダ時間で13日16時頃にモントリオール・ピエール・エリオット・トルドー空港(YUL)に到着しました。
この日の日本付近は天候が悪く、しばらく揺れっぱなしです。
写真がぼやけているのは、機内がとても揺れるために、上手く写真を取れなかったせい。このチキントマト煮は日本をとびだって2時間ぐらいで出たご飯。
オムレツはモントリオール到着直前のご飯。
飛行航路は以下のようにアラスカ上空を飛びます。日本からアラスカまで約6時間で、カナダ上空に入ってからさらに6時間です。カナダめっちゃでかい。
モントリオール到着。向こうは良い天気でした。
初めての海外なので、時差の体験も初めてです。でも、緊張のせいか、眠さはまったく感じませんでした。
なお、その後の入国審査で「いくらお金持ってるの?」と聞かれて「100円」と日本語で答えてしまう始末・・・なんだよ100円って。子供か!(正解は100ドル)。正直、空港を出るまではあまり良い思いでがありませんw
空港からモントリオール市街まで747バスを利用
モントリオール空港(YUL)から市街(ダウンタウン)まではタクシー、もしくはバス(空港とダウンタウンを往復する747バス)で移動できます。実は直前までタクシーを使うつもりでいましたが、英会話はハードルが高い!と考えて、747バスに乗ることにしました。
747バスに乗るためには事前にチケットを購入します。以下のようなカウンターのあたりに自動券売機があります。
以下の写真はそのチケット券売機(これは地下鉄の入り口にあったものですが)。クレジットカードでも決済できます。
747バスは西側に行くバスと市街地に行くバスがあるので、乗り間違えないように注意します。とはいえ、ほとんどの観光客は市街地に行くバスに乗ろうとするので彼らの後をついていけばOKです笑。バス乗車時にチケットをセンサーにタッチし、下車の時はそのまま降りてOKです。
ちゃんと行き先が正しいか不安で、ずっとiPadのマップとGPSをにらめっこしていたのはここだけの秘密(秘密になってない)。
バスを降りてホテル(Novotel Montreal Centre)へ
747バスはダウンタウンの(たしか)9箇所で停車しますので、そのあたりにホテルを取っている場合には、ホテルの近いバス停で降ります。筆者はNovotel Montreal Centreに宿泊したため、たしか3番目ぐらいのバス停で下車しました。
4つ星ホテルだけあって、ちょっと高かったのですが、日本のビジホと同じ感覚で宿泊できて良かったと思います。何より、フロントの人もレストランの人もメイドさんもみんな優しかったです。
たぶん、次回もまた泊まるかもしれない(けど、ほかに泊まりたいホテルもある)。
モントリオール国際会議場
今回の目的はモントリオール国際会議場で行なわれた学会に参加することでした。ノボテルのホテルからは歩いて20分ぐらいで、ななしさん(@_teeeeest )から借りたスマホでポケモンGOをやりながら向かうにはちょうど良い距離でした。
個人的にこの写真は結構お気に入り。グーグルで検索すると夜間に撮影された国際会議場の写真も出てきますね。
これは目の前にある噴水。
これは国際会議場の中にある気持ち悪い謎のオブジェ。個人的には「はじかみしょうが」にしか見えません。
結果として、学会発表はあまり上手くいかなかったんですが、初めての海外旅行で一人でこの会場までたどり着いたこと自体が大成功だと思っているので、参加を申し込んでよかったです。
マリー・レーヌ・デュ・モンド大聖堂
マリー・レーヌ・デュ・モンド大聖堂はバチカンにある大聖堂を参考に建てられた聖堂だそうで、ダウンタウンのど真ん中にあります。
https://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/north_america/canada/YUL/120367/index.html
入場料を払うのかと思ったら、誰でも無料で入れるようでした。
あちこちロウソクだらけです。
こちらは側面から。
正面から見ると、多数の銅像が設置されています。
ノートルダム大聖堂~オールドモントリオール
学会のミッションが終わって解放されたあとは、いわゆる「旧市街(オールドモントリオール)」と呼ばれる周辺を散策しました。ただ、あちこち工事中で。。。。。あとでリベンジするしかないですよね。
レンガ造りのマクドナルド。ご覧のように景観の邪魔になる工事中のポールが立ってます。
ジャック・カルティエ広場。あちこち工事中で、しかも天気が微妙だったこともあって、あまり人がいませんでしたが、白ひげのおじさんがバイオリン弾いてました。そういえば、先ほどのマックの近くにめっちゃ歌の上手いおっさんがいて、思わず何円かわからないけど、小銭を投げ銭してしまいました。
以下も観光地として有名なサン・ポール通り。フランス統治時代のなごりが。。。。。のはずが工事中で石畳全部剥がされてて、普通にビニールシートでカバーされてました(泣)
オシャレなカナダのポスト
包み紙などにしたらオシャレなカナダのポスト。
これはホテルの近くのベルセンターの向かいにあったものです。近くのスーパーマーケット「Provigo」でカミカゼロールを購入するために立ち寄りました。いや、買うためというか、ご飯が食べたくなって寄ってみたのですが。
カミカゼロールw
サイズバラバラだし、日本のスーパーだとクレームくるレベルw pic.twitter.com/U0SUw1oPuO
— Mirai Asset@東北投信🇨🇦 (@instockexnet) July 16, 2019
おかえりなさい
日本に戻ってくるとほっとしますね。到着して最初にしたことは、あまりに甘すぎて飲むのに困ったTim Hortonsのカプチーノをトイレに流したことです。
なお、ここからさらに5時間ほどかけて、当日中に八戸まで帰りました。この日の移動時間はおそらく18時間ぐらいあって、2019年で一番疲れた日になったと思います。
そもそもなんでモントリオールに行ったの?
引け目に感じていたことに挑戦したい!
実は大学院生時代に一度も国際学会で発表したことがなくて、それをこの年になって試したくなりました。当時は英語力に自信もないし、そもそも金銭的な余力もなくて参加を断っていたのです(今思えば勿体ないことしたけど)。
今は自営業で自分で稼いでいることもあって、カナダにいきたいと大学時代の恩師に立候補してみたのです(お金の話は東北投信に書いたとおり、結局父上の老後資金で行きましたけどw)。
https://blog.tacos-heaven.xyz/2019/07/travel_cost_and_mutual_fund/
当初は複数人でいくはずでしたが、予定が合わなくなり一人で行くことに。キャンセルという手もありましたが、既にホテル代も払っていたので、もう「一人で行きます!!」と強気でいくことに。
しばらく夜も寝れない日が続きましたが・・・。
今からこんなところに行って成果を作っても研究職とは縁は無いでしょうが、まあやりたいようにやって生きていければいいので、そのあたりは気にしていません。
TOEIC500点で海外旅行に行ってしまった
ちなみに現状(2019年9月)のTOEICのスコアは500点だそうです。500点で一人海外旅行って凄くない??w
ホテルとかではそこそこ会話できたけど、やはりばーっと言われてしまうと「???」となることもあったので、もっと旅行を楽しむために英語の勉強は必要だと思いました。

後日談
帰宅後1週間ぐらいは時差ぼけが抜けなくて、朝起きてご飯食べると猛烈に眠くなって寝てしまうという生活を繰り返し。自営業だからいいものの、普段から世界を飛び回っている人はどんな強靭な体を持っているんだ!と。