MSCIカナダインデックスの基本的な特徴やセクター構成比率など

MSCIカナダインデックスセクター比率投資
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このページでは、カナダ株式に投資する際に役に立つインデックス(指数)のうち「MSCIカナダインデックス(MSCI canada Index)」を紹介します。筆者が投資する「iシェアーズMSCIカナダETF(iShares MSCI Canada ETF)」はこのインデックスを元にした修正インデックスに連動しており、定期的にチェックしています。

MSCIカナダインデックスは90銘柄からなるカナダ市場の指数の1つで、主に中型株から大型株から構成され、カナダの時価総額比率の約85%をカバーします。

https://www.msci.com/documents/10199/641d0cad-f861-4cb0-b9c5-7d37f0d33f55

2019年9月末時点での構成上位10銘柄は以下の通りで、10銘柄中6銘柄は金融セクターに属しています。

  1. カナダロイヤル銀行
  2. トロント・ドミニオン銀行
  3. エンブリッジ
  4. ノバスコシア銀行
  5. カナディアンナショナル鉄道
  6. サンコーエナジー
  7. TCエナジーコーポレーション
  8. モントリオール銀行
  9. ブロックフィールドアセットマネジメント
  10. カナディアンインペリアル銀行

※指数の構成比率は約46%。2019年9月末時点。

セクターごとの構成比率は以下の通り。米国S&P500指数は情報通信やヘルスケア比率が高いのに対し、カナダインデックスはその4割が金融セクターです。ちなみにカナダはエネルギー資源が豊富なこともあって、エネルギーセクターも上位です。エンブリッジやTCエナジーコーポレーションなどはその資源開発や輸送を担当する企業です。

MSCIカナダインデックスセクター比率

MSCIカナダインデックスセクター比率(出典:https://www.msci.com/documents/10199/641d0cad-f861-4cb0-b9c5-7d37f0d33f55)

2004年以降のパフォーマンスは以下の通り。リーマンショック後の回復は早かったものの、その後はおおよそレンジ相場が続き、MSCIワールドインデックスに追いつかれています。

MSCIカナダインデックスのパフォーマンス

MSCIカナダインデックスセクター比率(出典:https://www.msci.com/documents/10199/641d0cad-f861-4cb0-b9c5-7d37f0d33f55)

2019年9月末時点でのインデックスパフォーマンスは以下の通りです。MSCIワールドインデックスに比べると高配当利回りで、より割安な状況と言えます。もっとも、ワールドインデックスは米国の状況に依存しやすいので、米国よりは期待されていない、というのが正しいと思います。

  • 配当利回り:3.14%(2.46%)
  • 株価収益率(P/E):15.89(18.56)
  • 予想株価収益率(P/E Fwd):14.02(15.76)
  • 株価純資産倍率(P/BV):1.85(2.43)

※カッコ内はMSCIワールドインデックス

今のところ、日本から購入できるMSCIカナダインデックス連動商品は「iシェアーズMSCIカナダETF(iShares MSCI Canada ETF)」のみ確認しています。実際には、カナダ人向けにカナダドルで運用するバンガードのETFもあるようで、カナダ人がうらやましい~~!!

MSCIカナダインデックス以外の指数については、こちらからご覧ください。

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